長野県の報告(2022年4月分~)
2022年8月21日(日)
主催:長野県聴覚障害者協会 東信地区上映実行委員会
会場:佐久市民創錬センター
来場者数:261名
上映日、長野県独自のコロナ感染警戒レベルが全県で6でしたが、国も県も行動制限なしの状況だったので、中止にならず開催でき良かったです。来場者も多かったです。
その都度にアルコール消毒で椅子などを拭いたり、感染対策がしっかりしていました。映画の良さのPRに力を入れていて、大勢の観客が来てくださったこと、また見終わったあとの観客やスタッフの顔がとても良い感じが見られました。
【来場者の感想】
・障がい児の教育分野について勉強していた頃、誕生日のお祝いは人の命の平等さ、大切さを学ぶ大事な行事と教わったことがあります。「咲む」の中では出産を祝うシーンが多く描かれていたことが印象的でした。命の大切さについて改めて考え直すきっかけとなりました。また、パンフレットで制作の裏側が書かれているのを読みました。制作にまつわる工夫がたくさんあり、もう一度見たいと思いました。
・一番印象に残ったのは、障害を乗り越えるのではなくて、ありのままでいる……といったニュアンスの主人公の言葉。ともすれば、乗り越えるものと、とらえがちであるが、この言葉は強く心に響きました。障害のあるなしに関わらず、私自身にもエールとなる言葉でした。映画を拝見する機会を得たことに感謝します。ありがとうございます。


2022年7月2日(土)
主催:『咲む』南信地区上映会実行委員会
会場:茅野市民館
来場者数:277名
コロナ対策を実施した上、茅野市民館のスタッフのご協力のもとスムーズに実施できました。自治体の市長・町長・村長に『咲む』の上映があることを連絡し、4名にお越しいただき、挨拶もしていただきました。
事前の告知では何度か新聞に載せましたが、上映会当日のことが新聞に載らなかったのは残念でした。
実行委員会を立ち上げてからずーっと職員さんが全面的に協力してくださり、困った時、不安な時等々心配があればすぐ市民館の職員にTELして的確なアドバイスをしていただきました。私達はすっごく心強かったし、安心していられました。
当日の受付、会場係を担当しましたが、前準備がきちんと出来ていたのでスムーズに対応できて、混乱はなかったです。実行委員、要員の皆さんが、自分の役割を把握しており、行動してくださいました。今回の上映会が成功したのも市民館のご協力があったからこそでした。感謝!!感謝です。
【来場者の感想】
・聴覚障害の理解を深めるだけではなく、障害全般に対しても啓発・啓蒙をしていたと感じます。現在は医学の進歩により、出生前診断で生まれてくる子供に障害があるかないかがわかり、各家庭の事情によりそこで産むか産まないか選択されてしまうケースもあります。生まれてきてからも映画のようにいろいろな葛藤があり、順調に育つことばかりではなかったりします。これは身体だろうが、知的だろうが、発達であろうが障害を持って生まれてきた子がいる家庭には多かれ少なかれある日常なのだと思います。また、この映画は家族との絆を描いている点でも良い映画でした。一般の方々が観ても感動するのではないかと思いました。私も胸に迫るものがありました。




